今後を考える

今やBS放送やCS放送の普及により、日本でも欧州サッカーが手軽に見ることができるようになりました。

日本でもファンが増えて、マンチェスターユナイテッド、レアルマドリード、バルセロナなど超一流チームが来日し世界最高峰のサッカーを手軽に観戦できます。日本人選手もヨーロッパの様々な国の様々なチームで活躍し、欧州サッカーは大変身近になりました。

かつてはイタリアのセリエAが世界最高峰のリーグと言われてきましたが、今ではイングランドのプレミアリーグとスペインのリーガエスパニョーラが2大リーグとなっています。リーガエスパニョーラはスペインがワールドカップやUEFA欧州選手権を制するなど、ナショナルチームの力とリーガの力が合致しています。

一方プレミアリーグは世界のトップレベルのリーグですが、ナショナルチームはあまり結果を出せていません。一番の理由はマンチェスターユナイテッドやマンチェスターシティ、アーセナル、チェルシーなどの強豪チームが外国からの一流選手を多数招聘し、チームを構成しているため地元イングランドの選手の出場機会が少ないことが挙げられます。いずれにせよ、欧州サッカーの各リーグが、最もレベルの高い地域であることには変わりませんが、イギリスのユーロ離脱やバルセロナのあるカタルーニャ地方の独立問題など、不透明な要素もあるので、今後の成り行きに注目していきたいと思います。